5歳の娘と3歳の息子を育てながら、「笑い」と「涙」をテーマにした子育て漫画をブログやインスタグラムで発信している漫画家・イラストレーターのはなゆいさん。育児に奮闘しながらも日々の生活の中で思わず笑ってしまったことや子どもたちから学んだことなどを漫画にしています。その内容に共感するママたちも多く、インスタグラム(@yuihanada7)も大好評。
今回は、娘が1歳だった頃、あまりにも咳が酷く、小児科を受診したときのエピソードをお伝えします。かかりつけの医師は、腕は確かだと評判でしたが、ちょっとクセ強め。そんな先生からの言葉に、はなゆいさんは思わず泣いてしまいます。今でも娘の咳が出ると、この日のことを思い出すと言うはなゆいさんがかけられた言葉とは。
地元でも知られた少し変わったお医者さん
こんにちは。幼稚園児の娘まる子と保育園児のおーちゃんを育児中のはなゆいです。今回は、娘のまる子が1歳の頃のお話をお送りします。
まる子は今でも季節の変わり目になると咳が出やすいのですが、2歳ぐらいまでは結構大変でした。今では喘息によるものだとわかっていますが、当時は診断がついていなくて、咳が出てしまうのは家庭の環境に問題があるのでは? 私の育て方が悪いのでは? なんて気持ちに苛まれることもありました。
そんなまる子のかかりつけ医は、イマドキのHPもなく、子どもが遊べるキッズスペースもファンシーな内装もない、殺風景な小児科でした。
しかもお医者さんは若干クセが強めで、ときには患者に対して厳しいことをズケズケと浴びせるような(私も何度か厳しいことを言われたことがあります)、地元でも有名なちょっと変わったお医者さんでした。
ただ、「親には厳しいけど子どもには優しいし、腕は確か」と一部では評判が高く、我が家もまる子の咳で悩んでいたのをママ友に相談して紹介してもらって以降、お世話になっていました。
そのときも、まる子の咳が止まらず、いてもたってもいられずに病院にかかりました。そして、この先生に泣かされる出来事が起きてしまったのです。
