現在、5歳の娘と3歳の息子を育てながら、ユーモア溢れる子育て漫画をブログインスタグラムで発信している漫画家・イラストレーターのはなゆいさん。子育てに奮闘しながらも日々の生活の中で子どもたちから学んだことや思わず笑ってしまったこと、感動したことなどを漫画にしています。その内容に癒されたり、共感する人も多く、インスタグラム(@yuihanada7)も大好評。

今回のエピソードは、夫婦の会話について。発熱が続いていた子どもの病院通いなどで、はなゆいさんも夫も疲れ切っていた日の夜、一息ついたタイミングで何気なく話しているときに気づいたことがあったと言います。その詳細を綴っていただきました。

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「どうしたら満点になれる?」

こんにちは! 幼稚園児の娘まる子と保育園児の息子おーちゃんと夫と暮らしているはなゆいです。今回は、夫婦間で話し合ってみたらすごいことに気づいちゃったお話をお届けします。

 

子どもが発熱すると、普段の生活リズムが崩れてイレギュラーな対応に迫られて、いっぱいいっぱいになっちゃうことってありますよね? 

その頃、我が家では子どもの発熱が続いており、病院通いなどによって夫婦ともにクタクタになっていました。

子どもたちが元気な平時であれば夫が十分対応できることでも、非常時にはうまく機能しないことがあります。残念ながら私もギリギリな状況にあるため、感謝の言葉を述べることなく「そうじゃない!」「ちゃんとして」と憤ってしまうことがありました(もちろん、パパなりに頑張ってくれていることはわかってはいるのですが……)。

そんなある日、夜になってようやく一息つけたときのことです。「パパにももっと頑張ってほしい」という愚痴に対して、夫が一言。

「どうしたら満点になれる? 夢物語でいいから、理想の俺ってどんななん?」

言われてみて、ハッとしました。私が「理想」としている夫の姿ってどんなものだっけ?と。そこで私が思い浮かべた夢物語を夫に伝え、話し合っていると気づいたことがあったのです。

漫画/はなゆい