気づけば毎日コンビニ弁当ばかりで栄養も偏り気味。でも凝った料理も作っていられない……そんな方々に、以前FRaU本誌にてお届けした、シンプルで味わい深い、料理研究家ウー・ウェンさんのレシピ3つを再編集してお届けします。

それぞれ「じゃがいも」「もやし」「さつまいも」の素材の旨みを存分に楽しめる究極のシンプルレシピ。材料は必要最低限のものだけ、どれも3工程以内で作れるとても簡単なものばかり。ぜひ試しに作ってみてはいかがでしょうか?

教えてくれたのは……
ウー・ウェン
中国、北京で生まれ育つ。料理上手な母から受け継いだ料理が評判となり、料理研究家に。「料理を通じて日本と中国の懸け橋になりたい」との想いから、東京と北京でクッキングサロンを主宰。少ない材料や調味料、道具で作れる、医食同源の知恵にあふれた料理が人気。https://cookingsalon.jp

「じゃが芋蒸し」レシピ

万能パセリソースで和えて

「芋は炭水化物としてだけでなく野菜の力もあるのがいいところ。食物繊維が豊富だから腸の働きがよくなるし、ビタミンも豊富なので風邪予防にもなりますよね」とウーさん。

◆材料(2~3人分)

じゃが芋…4~5個

<パセリソース>
パセリ(みじん切り)…大さじ2
粗塩………………小さじ1/2
ごま油……………大さじ1

 

◆作り方

1.じゃが芋を洗い、蒸気の上がったセイロに入れ、強火で3分、その後、弱火で20~30分加熱する。火を止めてから、そのまま20分おく。

2.粗熱がとれたら、手でかるく押しつぶし、破れ目から皮をむく。手でひと口大に割る。

3.パセリソースの材料を混ぜじゃが芋と和える。

〈MEMO〉
鉄分や繊維の多いパセリソースはウーさんの定番だれ。豚しゃぶや湯豆腐、モッツァレラチーズ、そうめん、チャーハン、たきたてのごはんなど、何にかけてもおいしい。卵を一緒に蒸しておけば、合わせるだけでポテトサラダのでき上がり。