2023.05.20

【独自】猿之助さんは「自殺教唆」か「自殺ほう助」…問われる刑事罰は懲役7年以下に?《両親が睡眠薬を飲み、その後に自分は地下へ》《父・段四郎さんはがんと内臓疾患で長期療養中》

「第三者の犯行の可能性はほぼない」

歌舞伎俳優の市川猿之助さん(47歳)の衝撃的な事件から2日が経った。猿之助さんと一緒に住んでいた母親(75歳)と父親の市川段四郎さん(76歳)は2階のリビングで倒れており、救急搬送されたが死亡した。

警視庁は、両親の解剖を実施したところ、向精神薬による中毒死の疑いが濃いことがわかった。猿之助さんも病院に運ばれたが、命に別状はなく、すでに退院している。

 

警視庁の事情聴取に対して、猿之助さんはこう供述しているという。

「死んでもう一度やり直そうと話し合い、両親が睡眠薬を大量に飲んだ。その後、自分も死のうとして薬を飲んで首を吊ったが、死にきれなかった」

事件の真相は何か?「現代ビジネス」は、捜査関係者からの最新証言を入手した。

「3人家族で2人が亡くなり、残る1人も自殺を図っている。第三者の犯行の可能性はほぼないと考えているが、事件は密室で起こっており、解明には詳細な現場検証が必要だ」

こう語るのは警視庁の捜査関係者の一人。猿之助さんの自宅の検証と捜査を進めている。そこで問題になるのが、睡眠作用が強い向精神薬を、両親がいかにして入手して、大量に服用したかである。

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