日米韓首脳が対面した「2分間」の会談の中身
今回のG7の場では日米韓首脳会談も行われた。これは半年ぶりの会談であったが、日程が詰まっており、米国国内の債務上限問題も抱えていることから、会談時間は2分に過ぎなかったという。それでも北朝鮮が変則軌道や固体燃料型の新型ミサイルを相次いで開発している現状を踏まえ、安保協力について確認した。

この会談で特記すべきはバイデン大統領が岸田首相と尹錫悦大統領に揃って米国を訪問するよう招待したことである。米政府の高官は、時期は未定だが、詳細は詰めているという(聯合通信は早ければ7月にもと報じている)。国際会議を除き、両首脳が揃って米国を訪問するのは非常に珍しいという。
日米韓の協力体制が確実に強化されている証拠である。