2023.05.26

4人殺人「長野立てこもり」壮絶な顛末…果樹園経営の市議会議長の息子はなぜ凶行に及んだか

迷彩服姿の息子が

長野県中野市の立てこもり事件では、5月26日午前4時半すぎになって、同市市議会のの青木正道議長(57歳)の長男・青木政憲容疑者(32歳)が逮捕された。

前日の5月25日午後4時26分ころ、男が女性を刺したと110番通報が長野県警に入った。現場は長野県中野市江部地区、中野市の青木議長宅とみられた。

男に刺された村上幸枝さん(66歳)と、散弾銃を発砲された警察官2人は死亡。さらに現場近くで倒れていた高齢の女性1人も死亡が確認された。

政憲容疑者は青木氏の息子。村上さんを刺したあと、警察官に発砲、その後に現場近くの父・青木氏の自宅に立てこもった。

 

「迷彩服姿の男が青木議長宅にいきなりやってきて刃物を振り回し、暴れた。男は女性を追いかけて刃渡りが長い刃物で刺した。

近所の人が110番通報して、パトカーが駆け付けると今度は男は散弾銃を取り出し、まだパトカーの中にいる警察官に発砲して命中したとみられる。

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