2012.05.09

磯田道史 第1回 「誰よりも古文書を愛し歴史をきわめた研究者が、誰よりも遊び込んだシマジに説いて聞かせる江戸時代の教育力と技術力」

島地 勝彦 プロフィール

瀬尾 それは国家プロジェクトになりますね。

シマジ 古文書も読めない官僚や地震学者がいくら集まってもそれはダメだろう。ここは日本のために磯田教授にコツコツ読み解いてもらわないといけない。

立木 何か新情報を発見したらおれにこっそり教えてくれる?

磯田 古文書から未来を予言するのはかなり難しいでしょうが、何かありましたら立木先生に必ずお伝えします。

立木 うれしいね。ますます教授が好きになった。教授、カメラをみてください。そうそう、勉強した顔してるね。シマジとは大ちがいだ。

瀬尾 面白いですね。今日は徹底的に勉強した男の顔と徹底的に遊び込んだ男の顔が比較されていいですね。

シマジ すべての道はローマに通じるかな。

立木 通じません。

瀬尾 立木先生は今日は機嫌が悪いですね。

立木 当たり前だ。シマジはおれを謝礼で売り飛ばすんだぜ。

シマジ 磯田教授は巨匠に撮られるのは光栄ですって言ってるんだからいいじゃないですか。

立木 何か釈然としないけど、ま、いいか。

シマジ そうだよ、タッチャン。

立木 教授、もうちょっと肩の力抜いて。そうそう、どうせ対談の相手はシマジなんだから、そんなに緊張しなくてもいいの。