W杯本番ではうなぎを調達せよ!
日本代表に“勝負メシ”があることをご存知だろうか。
試合前日は決まってうなぎの蒲焼き、そして試合後は特製カレー。
試合が近づいてくると、食事も脂質を抜いて和食中心に切り替える。南アフリカでは現地の新鮮なうなぎを調達できていた。
うなぎはビタミンA、B群が豊富で、疲れが取れて活力が出てくるという効果がある。1戦目のカメルーン戦の舞台となったブルームフォンテーンのホテルはガスコンロの火力が弱く、予想以上に調理に時間が掛かったことを後日談として聞いた。
昨年、ブラジルで開催されたコンフェデレーションズカップでは、うなぎが現地で入手できず、穴子で代用している。ただ穴子では勝てなかったこともあり、西シェフは本番のW杯ではうなぎの手配にどうもこだわっているようだ。
また、試合後のカレーは、日本代表の伝統になっている。次の試合に向かう活力とするという意味では、カレーもまた“勝負メシ”なのだ。