2014.05.21

計良宏文 第3回 「ファッションは年々多様化していますから、常に自分のテクニックを磨いていないといけません」

島地 勝彦 プロフィール

シマジ 難解な仏教用語です。大僧正が亡くなる10ヵ月前にわたしのために書いてくださった書が伊勢丹メンズ館8階のサロン・ド・シマジのバーにかかっています。お暇の折にみにきてください。見事な書です。

計良 ここにも今東光さんの書が飾られていますね。これはなんて書いてあるんですか?

シマジ 「止観」です。これはつい最近サンモトヤマの茂登山長市郎会長からいただいたものです。大意は「目でみるのを止めてこころでみろ」ということです。もう少し詳しくいうと、天台宗の異称が止観宗といわれるように、こころを一つの対象に集中させて雑念を排除して、冷静なこころの目で物事を正しく観察しろ、ということだそうです。

セオ われわれ俗人には仏教用語はむずかしいですね。

計良 わかったようなわからないような気持ちになりました。

立木 計良ちゃん、それでいいんだよ。

シマジ ついでに今東光大僧正の作った茶器をみせましょうか。

計良 美しいものはなんでもみたいです。

シマジ ではちょっと待っていてください。いま持ってきます。その間に、セオ、計良ちゃんに新しいネスプレッソを一杯さしあげて。

計良 ありがとうございます。ちょうど喉が渇いてきたところです。

セオ お任せください。このマシンは編集部にも1台ありますがスグレモノです。ほかの編集部からわざわざ飲みにくるくらいです。

計良 うん、たしかにウマイです!

シマジ お待たせしました。これが今大僧正作の茶器です。

計良 かなり大ぶりですね。うん、美しい。わたしにも持たせていただけますか?

シマジ どうぞ、どうぞ。