2014.05.21

計良宏文 第3回 「ファッションは年々多様化していますから、常に自分のテクニックを磨いていないといけません」

島地 勝彦 プロフィール

セオ これは美しい。貴重なものですから、立木先生に写真を撮っていただいたほうがいいんじゃないですか?

立木 すでに撮影済みだよ。

セオ どうしてですか?

立木 シマジが連載している『メンズプレシャス』で撮影したんだ。しかもスタイリングはシマジで、だよ。セオ、よくそんなことが許されると思わないか?

計良 今東光先生の自作の茶器はご本人からいただいたものなんですか?

シマジ これはわたしが親しくなる前に作られたもので、銀座のサンモトヤマで売られたらしい。即日完売したそうだよ。

計良 ではどうしていまこれがここにあるんですか?

シマジ わたしの健康を維持してもらっている操体法の泰斗、三浦寛先生がむかし買ったものなんだが、「ここに置いていると夜泣きしていかんので、シマジ先生、是非貰ってやってください」ということになり、3ヵ月前にここに嫁入りしてきたんですよ。

計良 重厚で美しいですね。みているだけで気持ちが落ち着きます。

シマジ これで毎朝シマジブレンドの紅茶を淹れてサロン・ド・シマジの葉巻を燻らせながらゆっくり飲んでいます。

計良 シマジさんの名入りのシガーもあるんですか。

シマジ チャーチルは死して名入りの葉巻とシャンパンを残したけれど、シマジは生きているうちに名入りのシガーを発売し、サロン・ド・シマジというシングルモルトのボトリングまでしてしまったんです。

セオ サロン・ド・シマジはいまやブランドになりつつありますね。

シマジ そうだ、サロン・ド・シマジでカツラも売るか。

計良 勘弁してください。これはシマジさんだけの特注品なんですから。