2014.10.08

石川次郎 第1回 「第1志望の高校に受かっていたら、その後のぼくの編集者人生はなかったと思う」

島地 勝彦 プロフィール

立木 なんだ、今日のゲストはジローちゃんか。

石川 立木さん、ご無沙汰しています。

立木 いよいよシマジもネタが尽きてジローちゃんを引っぱり出したんだな。

セオ そんなことはありません。わたしが石川さんにお会いしたかったんです。石川さん、まずは淹れたてのネスプレッソを飲んでください。

石川 ありがとう。このマシンはうちの会社にも置いてありますよ。

セオ 今回の謝礼として1台送らせてもらうんですが、それではご自宅でお使いください。

石川 悪いけど自宅でも使っているんだよ。

シマジ それじゃ河口湖の別荘に持って行ったらいいじゃないか。

石川 そうするか。ありがとう。

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セオ 石川さんは「平凡パンチ」創刊のときからの編集者だったんですか?

石川 年齢的にはそうなんですが、じつは海外に行きたくて、大学を出てすぐ小さな旅行会社に就職していたんです。でも人生っていうのは面白いもので、「平凡パンチ」の創刊前に編集長の清水さんに呼ばれて、仮想読者として表紙の試し刷りをみせてもらい、意見を求められたりしていたんです。

そのなかに大橋歩のイラストが1枚ありました。その絵はどこかでみたことがあって「面白い絵を描く人だなあ」と印象に残っていたので、「ぼく、この人を知っています」といったら、清水さんが、「じつはこの人に表紙を描いてもらうことに決まっているんだ」といいました。