【前編】はこちらをご覧ください。
島地 ドンさんはとにかく女にモテる。以前は、フルボディのいい女がいっぱいいる「ドン小西牧場」というのがあったらしいけど、最近はどうなの?
ドン 島地さんだってモテるでしょうに。
島地 まあ、人並み以上には。
日野 変に対抗心を燃やしてもしょうがないでしょう。それにドンさんは独身。自由に恋愛を楽しめる立場ですから。
ドン ガールフレンドはいますよ、当然。シマジさんも一度会ったでしょう。
島地 ああ、あれはいい女だったねぇ。く、く、
日野 悔しいなら素直に、悔しいといえばいいのに。
島地 そういうレベルの低い話じゃなくてだな、女にモテる男というのは、やっぱり男も惚れるような魅力がある。それはなんだろうと、ちょっと考えたかったんだ。
ドン 男が惚れる男の条件ですか。そうだなあ、ひと言でいえば「センス」でしょうね。カネを持ってるかどうかは問題じゃない。センスがいいか悪いか。そこで決まる。
島地 なるほどね。おれは本にサインを頼まれると「人生は運と縁とセンスだ」と書いているんだよ。
ドン 運と縁とセンスか。それはその通りでしょうね。というより、それがすべてかもしれない。
島地 ちなみに、日野、バーカウンターは?
日野 「人生の勉強机」ですよね。それはもうミミタコです。