話題の書『ドキュメント パナソニック人事抗争史』を、津賀一宏社長はどう読んだのか? 感想を直撃した

津賀社長に直撃質問
「ええ、読みました」
パナソニックの津賀一宏社長(58歳)は、やっぱり「あの本」を読んでいた。
「あの本」とは、4月2日に刊行された『ドキュメント パナソニック人事抗争史』(岩瀬達哉著・講談社刊)のこと。
全国紙経済部の記者が解説する。
「同書は、過去20年にわたるパナソニックの経営不振は、ひとえに『人事の乱れ』が原因だったと指摘する、パナソニック関係者にとっては衝撃的な本です。というのも、元副社長を始めとする元役員たちが実名で登場し、赤裸々に証言しているからです」
4月27日発売の週刊現代によると、津賀社長は同誌の記者に、『パナソニック人事抗争史』を「読みました」とハッキリ答えている。
では、いったいどんな感想を持ったのだろう。