2015.08.13
# 野球

保険金詐欺で誤認逮捕の悲運を乗り越え、初出場
「破天荒監督」率いる大阪偕星が甲子園にドラマを起こす!

まるで「ルーキーズ」の世界
柳川 悠二

そして冒頭の言葉を繰り返した。

「スポーツというのは、唯一、チャンスが平等に与えられる。だからこそ、チャレンジすることに意味がある」

甲子園出場が決まると、学校が新しく「大阪偕星」の4文字が胸に入ったユニフォームを新調してくれることになった。右袖には学校の所在地である大阪市生野区から「IKUNO」と入れた。生野区に所在のある学校が甲子園に出場したのは大阪偕星学園が初めてであるが、ユニフォームに区域名を入れるのは珍しい。

「生野区のあたりというのは、外国人も多く日本で一番、インターナショナルな街で、ボーダーレスな社会がある。人を見た目や国籍、肌の色で判断することはない。素晴らしい地域です。地元の方に愛されたいし、地元の人の活力になるような活躍をしたいと思っています」

甲子園監督となった山本監督だが、野球関係者や報道陣の中には、逮捕歴がある彼を「指導者としてふさわしくない」とみる者も少なくない。私の元には、「山本監督の背中にはモンモン(入れ墨)が入っている」という情報まで寄せられていた。

偕星学園のグラウンドを訪ねた日の練習後、シャワーで汗を流した山本監督が、素っ裸で私の目の前に現れた。その大きく分厚い背中には、くっきりと日焼け跡があるだけだった。


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