トンカツとから揚げ、太るのはどっち?

元タニタ勤務の管理栄養士直伝
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トンカツとから揚げ、お好み焼きと焼きそばどっちが太りやすい食べ物か知ってますか?「どっちも同じでしょ?」いえいえ、それが違うんです。タニタで働いていた管理栄養士の安中千絵先生が、「太りやすい食べ物」の特徴を、クイズ形式で教えます!

それでは問題!次の二つの食べ物のうち、「太りにくいほう」を選んでください。

Q1.鶏のから揚げorトンカツ

●揚げ物は吸油率の低さで選ぶべし

揚げ物の場合、揚げ油を吸収する吸油率が低いほど太りにくい。パン粉をつけるトンカツの吸油率は10~20%もあるが、から揚げは6~8%。衣の薄いから揚げを!

正解:鳥のから揚げ

Q2.鶏ささ身or牛フィレ肉?

A:鶏ささ身
B:牛フィレ肉

●ラクにダイエットを乗り切るには腹持ちも大事

ダイエットの定番は鶏ささ身。脂肪は少ないが、満腹感に欠ける。牛フィレ肉は脂肪燃焼を促進するカルニチンや不足しがちな鉄分、ミネラルが多く腹持ちもいい。ダイエット中こそ腹持ちのいい牛フィレ肉を。

正解:牛フィレ肉

Q3.そうめんorざるそば?

●そば粉の含有量が多いものを選択

そうめんの原料は血糖値が上がりやすい小麦粉。そばの原料のそば粉は、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富。麺類を選ぶならそば。特にそば粉の含有量が多いものを。

正解:ざるそば

Q4.シューマイorギョウザ?

●同じ中身なら“焼く”より“蒸す”が正解

中身が同じひき肉の場合、ギョウザのほうが皮が厚くて大きく、シューマイのほうが薄くて小さめ。さらに蒸すシューマイより、油で焼くギョウザは高カロリー。

正解:シューマイ

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