お嬢様が高知東生との「クスリセックス」に溺れるまで

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"上級者"の使い方

「町内で噂の美人三姉妹の次女ですよ。県内の有名な私立女子中高一貫校を卒業したお嬢様。明るく挨拶してくれましたし、近所でも悪い噂はまったくありません。

赤い高級車で外出する姿が印象的だったのですが、ここ2~3年ほど見かけなかったので、どうしたのかなとは思っていたんです」

五十川敦子容疑者(33歳)を知る近隣住民は、困惑しながらそう話した。

6月24日朝、五十川容疑者は横浜市南区にあるラブホテルの一室で元俳優・高知東生容疑者(51歳)と一緒に、覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された。

「午前2時頃、二人は時間差でホテルに入り、約6時間後に捜査官が踏み込んだときには、裸で寝ていたといいます。覚醒剤を使用した数時間後に、睡眠できるというのは、シャブ慣れしている証拠です。初心者なら使用量をコントロールできず興奮状態で眠れない。

さらに彼らは覚醒剤と大麻を併用していた。これはアッパー系とダウン系の薬物を交互に体内に入れて、揺り戻しの感覚を味わうためで、〝上級者〟の使い方ですよ」(捜査関係者)

 

ホテルの部屋から押収された薬物は、覚醒剤4g、大麻煙草3本、乾燥大麻2g。覚醒剤の1回の使用量は0・05g程度だから、その常習性のほどがうかがえる。

二人は定期的に都内や横浜市内のラブホテルで合流、密会していた。

「麻取の捜査官は1年以上前から、高知をマークしていました。五十川も高知以外の自分で薬物を入手できるルートを持っていたようです」(民放テレビ局社会部記者)

なぜ横浜のお嬢様がクスリに溺れていったのか。

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