【スクープ】大阪大学教授の重大セクハラと「隠ぺい疑惑」を追及する!~「学生の性器を触る」「布団で添い寝」でも処分は休職一カ月…?

現代ビジネス編集部

「処分は一カ月で収めたい」

調査委員会がX教授らの調査を終えると、大学側は処分の検討をはじめた。立場を利用して悪質なセクハラ行為を働くなど、言語道断。学生の勇気ある告発を受け、大学側は教授にしかるべき処分を下すべきだ。

ところが、同大学内では不可解な「検討」が進められたという。

調査委員会が報告書を作成したのを受け、今年6月中旬、同教授が所属する部局の教授会が開かれた。セクハラ事案の報告を行ったうえで、その処分内容について話し合うためだ。「まさかあのX教授が…」生々しい性的描写が並ぶ報告書を見て、同僚教授らは言葉を失ったというが、さらに彼らを驚かせたのが、その処分内容についてだった。別の関係者が明かす。

「報告書が回覧された後、処分についての話し合いが行われました。しかし、重い空気が流れており、誰も口を開こうとしない。ようやくある教授が『…今までの処分の事例を参考に、決めるのがいいのでは』と発言し、それが妥当だよな、と皆その意見に納得していました。ところが、部局の責任者がその意見を遮るように『処分は一カ月の休職で収めたい』と言い出したのです」

過去の処分事例を参考にすればいい、というのは極めてまっとうな意見だろう。大阪大学は、2013年に、基礎工学研究科の助教が大学院生らに対してアカデミックハラスメントを働いたとして、停職3か月の懲戒処分を下している。また、2010年には男性准教授が女性を研究室に誘い出し、2人きりになるなど大学の秩序や風紀を乱したとして、停職6か月の懲戒処分にしたと発表している。

他の大学の事例を調査してみても、学生に対するセクシャルハラスメントを働いた教員には、少なくとも3カ月、長ければ1年程度の停職処分が下されるのが一般的だ。

であれば、今回の一件でもその程度の処分が下されるのが妥当だろう。にもかかわらず、1年にもわたり学生に対して性的行為を働いた教授が、わずか1カ月の休職…本当に、それでいいのか――。同僚たちは耳を疑ったというが、部局の関係者が「こんな事情がある」と明かす。

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