視聴率ガタ落ち!脱・籾井のNHK ニュース番組「勝負の大改編」

アナウンサー10人が異例の「民族大異動」
週刊現代 プロフィール

有働由美子の次をつくれ!

『ニュース7』に次ぐ、NHKの報道の要、『ニュースウオッチ9』は、桑子真帆アナ(29歳)が元経済部記者の有馬嘉男(51歳)とキャスターを務める。

桑子は『ブラタモリ』でアシスタントを務めて、人気が急上昇した。熱海編では、タモリらに温泉に入るように促されて、

「靴下しか脱ぎませんよ」

とアタフタし、

「いやらしい」

と愛らしくツッコむ姿が印象的だった。

「NHKのアナウンサーは数が沢山いるので、漫然と見ていると区別がつきません。ただ、桑子アナは『ブラタモリ』に出演したことで、頭一つ飛び抜けた。井上アナよりはべっぴん度は下がりますが、そのぶん親しみがわきます。タモリさんを立てるときは立てて、堅苦しくもない、そんな雰囲気がちょうどよかったんだと思います。

いま出演している『ニュースチェック11』も、最初は嚙むことも多く、どうなることやらと思っていましたが、上手く乗り越えてきた。まさに正統派キャスターとして出世コースを歩んでいます。

NHKは籾井勝人会長時代のマイナスイメージを払拭して、新しいクリーンな体制を押し出したい。その表れが、抜擢された3人の起用ということも考えられますね。会長問題で離れていた視聴者も、ここまで大きく顔ぶれが変わるとやはり見たくなります」(TVライターの桧山珠美氏)

 

NHKの若手局員もこう明かす。

「やはり籾井会長時代は、幹部がいちいち会長の意向を忖度するので、どこか萎縮しているムードが報道局にありました。1月に就任した上田良一新会長のもとではそれがなくなった。局内にはニュース番組を新しくしようという雰囲気があります」

籾井 勝人 日本放送協会(以下NHK)第21代会長を歴任した。Photo by GettyImages

美人アナ3人がNHKの「夜の顔」となるわけだが、この抜擢には別の狙いもあるという。NHK関係者が明かす。

「局内の女性アナとして圧倒的な存在である有働由美子さんに続く存在を育てたいということです。4年連続で紅白歌合戦の総合司会を務めた有働さんも47歳。今回の抜擢には、その下の世代のアナウンサーを、という意味があります。'20年の東京五輪の際に、有働さん以外にも看板となる女性アナがほしいという期待があるんですよ」

若返りを意図し、さらにもう一つ狙いがあるという。それはシンプルに「視聴率」だ。

「メインの視聴者層である中高年男性をがっちり離さないということです。そして今さらながら、女子アナが視聴者獲得に有効だと気づいたんです。ルックスと実力で民放のアナ以上の人材が自前でゴロゴロいるので、これを利用しない手はないと考えた幹部が何人かいるわけです」(前出・関係者)

関連記事