オリコン1位!TWICE成功から学ぶ、世界に通用する人材育成法

YouTube再生2億回「TTポーズ」で人気爆発
桑畑 優香 プロフィール

個性を自覚している人が結果を出す

パク・ジニョンが言うところの「人格」とは何か。それはバトルで与えられる7つのミッションを通して明かされていく。

最初のミッションは、題して「Are You a Star?」。パク・ジニョンの前で16人はパフォーマンスを課されるのだが、何をしてもかまわない。ただ、「彼女はスターだ」「スターの素質がある」、そう思わせることが条件だ。

 

「どうしたらいいかわからない」と半泣き状態で悩むメンバーも出るなか、トップバッターとしてステージに立ったのは、ネットで動画の再生回数が一番多いナヨン。すらりとしたスタイルを生かし、ケリー・ローランドの『Kisses Down Low』に合わせてセクシーで洗練されたダンスを見せる。

だが「表情やジェスチャーを作らなくても、自然に表現できるのが私の強み」と自信を見せるナヨンに、パク・ジニョンは「それが足かせになった。感情表現が不自然に感じた」と厳しい一言。歌を得意とし、自作のバラードを弾き語るミニョンのことも「これまで聴いた君の歌の中で、一番下手だった」とバッサリ切り落とす。

TWICE7月2日に開催された日本デビューショーケースの1コマ photo by Warner Music

メンバーが凍りつくなか登場したのは、ややぽっちゃり体形のダヒョン。いきなり両手でおならの音を出しながらラップをする「手おならラップ」でパフォーマンスをスタート。DJ Hanminの『Show Me Your BBA SAE』のリズムに合わせ、両手を大きく広げて髪の毛をバサバサ前後に振り乱す「鷲ダンス」を大胆かつ伸び伸びと披露した。

いわば、正攻法では勝てない立ち位置をわきまえ、あえて自分の個性の限界点で勝負した作戦。パク・ジニョンは「スターというのは、自分の姿や魅力を自然に表現できる人のこと。言い換えれば、個性が何なのか自覚している人がいい結果を出す」と、このダヒョンの挑戦を絶賛した。

ところが、2番目のミッション「自分自身を演出して写真を撮る」では、集団写真で自分の個性を強くアピールするポーズを取ったダヒョンに対し、パク・ジニョンは、「票がほしいと頑張っているのが透けて見えるのはNG。頑張る姿勢は大事だが、出しゃばると観客の心をつかめない」と戒めるのだ。 

小グループに分かれて自らを演出するパフォーマンス対決では、「チーム内での各自の長所や短所、グループにおける必要性を確認するように」とアドバイス。また、相手を指名してパフォーマンスを一対一で勝負するミッションでは、緊張してミスを連発するメンバーに「ステージに上がるときは、気後れせずに、堂々と」と諭す。

さらに、自作のチラシを配ってゲリラコンサートに呼ぶ観客数を競わせ、人を引き寄せるためのアイディアや情熱、闘志、粘り強さを見るミッションも。

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