オリコン1位!TWICE成功から学ぶ、世界に通用する人材育成法

YouTube再生2億回「TTポーズ」で人気爆発
桑畑 優香 プロフィール

パク・ジニョンの金言はビジネスにも通用する

終盤ではキャンプに出かけ、ゲームなどで親交を深めたメンバーに、パク・ジニョンがレクチャーをする。テーマは、「いい歌手である前に、いい人間であること」。そして、ボードに「真実」「誠実」「謙遜」と書く。

パク・ジニョン曰く、

「“真実”とは悪口を言わないこと。発言や行動が正しい人であれ」

「“誠実”とは、毎日すべきストレッチや歌など、一見退屈な基礎を誠実に実践すること」

「“謙遜”とは、ドライバーやアシスタントに心から感謝すること。謙遜は一種の保険のようなもの。人生で危機に陥ったら、一人では乗り越えられない」

そして、メンバーたちは、3つの教訓を実践していると思う人に投票するミッションを与えられる。

7つ目にして最後のミッションは、大きなステージでメジャーとマイナーの2グループが同じ曲でパフォーマンスを競う真っ向対決。勝敗を分けたパク・ジニョンの基準は、「とにかくステージの上で楽しんでいるか。ステージの上で自分のすべてを見せているか」だった。

 

TWICE誕生の過程すべてを見届けて気づいたのは、パク・ジニョンが放つ言葉は、ビジネスにも通じる心得であるということだ。「ステージ」を「仕事」や「会社」「プレゼンテーション」に、「観客」を「クライアント」に、「スター」を「できるビジネスマン」に置きかえると、次のような教訓があぶり出る。
 
「できるビジネスマンというのは、自分の姿や魅力を自然に表現できる人のこと。言い換えれば、個性が何なのか自覚している人がいい結果を出す」

「票がほしいと頑張っているのが透けて見えるのはNG。頑張る姿勢は大事だが、出しゃばるとクライアントの心をつかめない」

「プレゼンテーションをするときは、気後れせずに、堂々と」

「クライアントの心を動かすのに大切なのは、アイディアや情熱、闘志、粘り強さ」

「とにかく仕事を楽しんでいるか。会社で自分のすべてを見せているか」

東京体育館でのショーケースは昼夜2公演で15000人を動員。6月28日にリリースされたTWICEの日本デビューベストアルバム『#TWICE』は、オリコンデイリーCDアルバムランキングで関ジャニ∞を退けて1位を獲得し、iTunesの週間アルバム・ランキングでもトップと、順調なスタートを切った。

パク・ジニョン方式で鍛えられた9人組は、日本のアーティスト市場でどこまで飛躍できるのか。彼女たちの本当のサバイバルは、始まったばかりだ。

TWICEの日本デビューアルバム『#TWICE』(通常盤)

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