「わかりみ・よさみ・ありよりのあり」…若者言葉に反応できますか?

分からなければ「なしよりのなし」です

定期的にTVやメディアで取り上げられる「若者ことば」。最近だと「卍」や、少し前だと「神ってる」「エモい」「KY」などの言葉が話題になりました。

私は普段、IT企業でWEBサービスを作る仕事をしている一方で、プライベートでは「SNS女子」として現代の若者のSNS利用についての記事を執筆しています。そのため、仕事でもプライベートでも、若い子たちとの交流を積極的に持つように習慣づけています。

「若者ことば」は、そんな若者たちのカルチャーの中でも、ものすごいスピードで変化していくカテゴリーの一つ。チャットやSNSなど、膨大な量のコミュニケーションをスピーディにやりとりする現代の若者たちは、次々と新しい言葉を使いこなすことによって、自分たちの感性とコミュニケーションをアップデートしている。

 

私は現在25歳ですが、職場のバイトの大学生たちとLINEでやりとりしていると、びっくりするような「若者ことば」と日々出会うことも多々あります。今回は、そんな「若者ことば」の世界を解説致します。

これが若者のLINE画面だ!

例えば最近よく聞くのが「〜みが深い」という言葉。こんな風にLINEを若い子たちとしています。

「〜みが深い」の他にも「〜みがすごい」「〜みがある」といった、「〜み」がどうなのかを補足する表現も多彩。一方で「〜み」単体での使い方も存在しています。

これら2つの画像のカンタンに解説すると、1つめは以下のような会話です。

「りょかちさんの記事読みました!」
「わーい!どうだった?」
「すごくエモいです」
「ありがとうwww」
「全体的にびっくりするぐらい共感できました」
「なんかうれしいなあ」

2つめは以下のような会話。

「最近子どもが可愛いと思ってきた」
「りょかちさんお母さんぽいですもんね」
「お母さんぽい」
「すごいやさしいですし」
「むっちゃわかる〜〜〜」

その他にも「〜み」という言葉は、いろいろな会話で使われています。例えば、「コレってすごく可愛くない?」「良さみが深い(とっても良いかんじ)」「わかりみがある(なんかちょっとわかる)」「つらみ(なんだかつらい)」など。

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