本誌既報のとおり、小室圭さんは米国留学する。だが秋篠宮は、まさか本当に行くとは思っていなかった。急転直下の奇襲作戦だったのだ。運命の分かれ目となるNY行きの真実を、ここに明かそう。
圭さんのiPhone
さっきから鼓動の高鳴りが止まらない。ここに賭けるしかない。念じるような気分で、iPhoneでメールを開いた。
フォーダム大学ロースクールのアドミッション・オフィスから、ケイ・コムロ宛に他とは雰囲気の異なるメールが来ている。今年5月のことである。
〈Congratulations!〉
合格だ。1行目が目に入った途端、笑みがこぼれ、親指を立てたという。小室圭さんの「海外脱出」が決定した瞬間である。
眞子さまとの結婚延期が今年2月に決定して以来、圭さんは苦しい闘いを続けてきた。母・佳代さんの元婚約相手・A氏による「400万円借金」告発を契機に、じりじりと追い詰められたのだ。
だが、打開のために「口約束」だけはしていたのである。3月9日、秋篠宮と圭さんが話し合った際の模様を、本誌は3月31日号でこう報じている。
〈話のテーマは圭さんの進路の話に移ったという。
「この後は、どうするつもりなの?」
秋篠宮は、つとめてフランクに訊ねた。
「いつか、米国留学して弁護士資格を取得するか、国内大学院のロースクールに通いたいのです」〉
そう、小室さんの米国留学案は、とっくに秋篠宮に伝えられていたのだ。米国の複数の大学院に出願書類を送付してはいたものの、本格準備を開始したのは、結婚延期が決まった2月のことだ。
米国ロースクールの適性試験「LSAT」の勉強はもちろん、難易度の高いエッセイの準備、推薦状の確保……。今年9月に入学しようと思えば、通常ならば前年の秋口には済ませておかねばならない種類の準備だ。
それをわずか1~2ヵ月でこなさねばならない。結婚延期の焦り、マスコミ報道、眞子さまとの距離、秋篠宮の眼差し、法律事務所での勤務、すべてがストレスになった。
だが圭さんには、もはや後がなかった。
「400万円の借金問題の解決に加え、今後のしっかりした進路を確定させることが、『秋篠宮2条件』と呼ばれる結婚条件でした。
だが期限として区切られた'20年までに、2つを解決するのは、圭さんには事実上不可能ではないかと見られていたのです」(宮内庁関係者)