デビットカードには、J-Debit、Visaデビット、JCBデビットといくつかブランドがありますが、どれも使ったらすぐに指定の銀行口座から引き落とされる支払い方法です。
クレジットカードのように分割払いやリボ払いといった支払い方法はなく、一括払いのみ。国内での利用手数料は無料で、発行する銀行によって年会費がかかる場合とそうでない場合があります。
J-Debitは、利用時にポイントは付与されません。Visaデビット、JCBデビットは発行銀行によってポイントの付与があることもあるので、ポイントが貯まる銀行のデビットカードを選ぶようにしましょう。
2重取りの場合、例えば600円の買い物をして、お店のポイントが100円で1ポイントで6ポイント。それを現金ではなく、楽天Edy払いにすると、200円で1ポイントなので3ポイントの合計9ポイント=9円分。ちりも積もればですが、毎日の買い物で積み重ねていくとこれがバカにならない金額になっていくわけです。

ポイント3重取りのワザと全極意
続けて、ポイント3重取りの仕組みは2パターンあります。
1つ目は、「ポイントカードのW貯め」と「電子決済の利用」を組み合わせるやり方です。「ポイントカードのW貯め」とは、ショッピングモールや商業ビルが発行するポイントカードと、買い物をしたショップが発行しているポイントカードを同時に貯めること。しかも、それを現金ではなくて、クレジットカードや電子マネー、デビットカード払いなどポイントが貯まる「電子決済」にすることで、3重でポイントが貯められます。
もう1つの3重取りのやり方は、「電子マネーのチャージをクレジットカードにして、クレジットカードのポイントを付けた電子マネーで支払う」というものです。
例えば、楽天Edyを楽天カードでチャージすると、200円で1ポイント=1円分の楽天スーパーポイントが付与されます。ですから、楽天Edyに1万円分を楽天カードでチャージをすると50円分の楽天スーパーポイントが付与されたうえ、楽天Edyでお買い物をすれば200円につき1ポイントが貯まり、さらにお店のポイントを貯めれば3重取りができるという仕組みです。
nanacoも同様にポイントが貯まるクレジットカードでチャージをすることで、ポイントを貯めることができます。
「セブンカード・プラス」は、nanacoへのチャージで200円ごとに1nanacoポイント(1円相当)が貯まり、クレジットチャージしたnanacoで支払えば、200円で1ポイントが貯まります。
※一部ポイントが付かない店舗、ポイント付与率が異なる店舗があります。
電子マネーチャージ時に1.2%のポイントが付与されるとして人気を集めていたリクルートカード(年会費無料)は、2018年4月16日から月間3万円までの電子マネーチャージ分までがポイント加算の対象となる上限が設けられましたが、仮に月3万円でも360円分、年間上限で4320円分のポイントと考えれば、利用価値はあるといえるでしょう。