たった15年で10倍以上に…「コイン投資」驚異の真価をご存知か
まだ知られざる「狙い目銘柄」がある15年で98万円→1650万円
今回は私が投資を推奨するコインについてお話ししたいと思いますが、その前に予備知識として、最近のコイン市場について触れておきましょう。
何と言っても、まず目を引くのはイギリスコインの急騰ぶりです。イギリスの希少コイン指数については第3回目でご紹介した通りですが、実際にコインオークションの落札相場を見ても、イギリスコインの相場上昇には驚かされます。
今、私の目の前に、日本の大手コイン商「銀座コイン」が開催するオークションのカタログがあります。同社が年に一度開く「銀座コインオークション」は国内で最も長い歴史を持ちますので、過去の落札相場の推移をチェックする際には大変便利です。
例えば16年前の2002年に開かれたオークションカタログを見ますと、以下のような落札記録が見えます。
1. ジョージ3世統治下1821年に鋳造されたクラウン銀貨、通称「スリーグレイセス」。未使用状態:98万円
2. ジョージ4世統治下1826年に鋳造された5ポンド金貨。未使用状態:98万円
3. ヴィクトリア女王統治下1839年に鋳造された5ポンド金貨、通称「ウナとライオン」。極美品:150万円
これに対し、昨年の同オークションでは、同じ銘柄が以下のような価格で落札されています。
「スリーグレイセス」未使用状態:1650万円
「ウナとライオン」極美品:1750万円
2のジョージ4世の5ポンド金貨は出品がありませんでしたが、先週10月21日に開催された「オークション・ワールド」では、同コインの未使用品が1010万円で落札されました。
以上を取りまとめますと、この3銘柄はわずか15年ほどの間に、このように大きく値を上げたことになります。
「スリーグレイセス」未使用品:98万円⇒1650万円
「ウナとライオン」極美品:150万円⇒1750万円
「ジョージ4世5ポンド」未使用品:98万円⇒1010万円
