2018.12.18

会社を辞めたいあなたに教えたい「若手社員が組織を動かす方法」

ONE JAPANキーマンに聞いた
佐藤 友美 プロフィール

「社内起業家」が上司を巻き込む

瀬戸島(野村総研)の例も、松坂(マッキャンワールドグループ)の例も、若手が先陣を切って動くことは、マネジメント層や経営層にとっても歓迎すべきことと捉えられていることがわかる。

必要なのは若手の情熱だけではない。上司や経営層を巻き込めてこそ、大企業を動かす一歩を踏み出すことができる。

その巻き込み方のベストプラクティスを共有しあっているのが、ONE JAPANの重要な活動のひとつだ。

 

前述したONE JAPANの代表、濱松誠は、このように語った。

「ONE JAPANは、同じ釜の飯を食べた社内起業家の集まりのような場所。あえて大げさな言い方をすると、社長や専務を巻き込むことは、起業家が投資家を探すようなものです。その過程では社内の人に『そんなヒマがあったら、もっと本業に力を入れろ』などと言われて凹むこともあります。そんな時に、仲間の存在がありがたい。各社の成功事例を励みに、自社でまた頑張ろうと思えるから」

9月に行われたONE JAPANカンファレンスにて(撮影/Ryuta Hamamoto)

濱松は有志団体の運営を、「誰もやりたがらない、面倒で非効率的な方法」と言う。しかしこの非効率的な方法でつながった彼らが10年後、20年後、社を牽引する存在になった頃には、社を超えたこのつながりが力を発揮する日がくるだろう。若手たちの今後の取り組みに注目したい。

50社1200人の会社変革ドキュメンタリー『仕事はもっとたのしくできる』。マネジメント層必読と各社で課題図書に取り上げられている。
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