2018.12.26
# 韓国

米国に見捨てられたら、韓国は北朝鮮より先に「崩壊」する可能性

「サイゴン陥落」への道を振り返ると…
大原 浩 プロフィール

そこまで否定しはじめると…

「韓国は目覚ましい成長を遂げ、先進国まであと一歩であるし、北朝鮮とは比べ物にならないほど経済的に繁栄しているではないか」という意見が当然出てくるだろう。

その事実を否定はしない。しかし、その繁栄が韓国自身の力だけで成し遂げられたかどうかについては疑問がある。

朝鮮半島の日本統治時代の状況については、日韓双方から相反する情報が流されている。筆者は、韓国側の資料は捏造も多く日本側の資料の信ぴょう性が高いと思うが、筆者が「怒れる日本人」の1人であることは割り引いて考えなければならないだろう。

そこで第3者である、英国人の植民地研究の第一人者アレン・アイルランドの著書をとりあげたい。

アイルランド氏は、1871年生まれで1951年に没している。植民政策学、植民地統治研究の専門家であり、シカゴ大学委員、王立地理学会特別会員であった。また、コーネル大学、シカゴ大学などで教鞭を執っている。

日本による朝鮮統治も現地に滞在して分析し、その成果を1926年に『The New Korea』として出版している。

その著書の中で、彼は日本の統治は良好であると述べている。また、何人かの総督の手腕を高く評価している。

そのように、朝鮮半島の繁栄した時代が終わり、日本の敗戦により独立国となった。ところが、日本は高度成長によって早々と一流国の仲間入りをしたのに、朝鮮半島は混乱が続き長い間、「二流以下の国」のままであった。

 

もともと同じような国であったのに差をつけられたというコンプレックスが、執拗な反日の背景にあるのは確かだ。

コンプレックスは必ずしも悪いものでは無く、そもそも日本も欧米に対するコンプレックスをばねに発展してきた国だといえる。

しかし、韓国のコンプレックスは「反日」という非生産的方向に集中し、それが国家の重要戦略にまでなった今は、コントロール不能になりつつある。

2013年に「日本の統治はよいことだった」とソウル市内の公園でポロリと漏らし、若者に殴り殺された95歳の老人がいたが、現在の韓国の状況は「反日ファシズム」と呼んでもよい状況で、正論は、「王様の耳はロバの耳」の逸話のように、穴の底に向かってささやかなければならない……。

日本が戦後所有権を放棄したインフラや、多額の賠償金などで成長したという側面があるのに、それを否定したのでは、韓国の将来は無いに等しい。

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