食事がおいしい県はどこ?
~素材・コナモノ・懐石・・・県の特徴が浮き彫りに~順位 | 都道府県名 | % |
1 | 北海道 | 57.3 |
2 | 大阪府 | 25.4 |
3 | 福岡県 | 21.4 |
4 | 京都府 | 20.0 |
4 | 新潟県 | 20.0 |
6 | 東京都 | 17.9 |
7 | 秋田県 | 17.3 |
7 | 宮城県 | 17.3 |
9 | 青森県 | 17.1 |
10 | 香川県 | 16.4 |
11 | 沖縄県 | 14.9 |
12 | 石川県 | 13.5 |
13 | 富山県 | 13.4 |
14 | 山形県 | 13.3 |
15 | 岩手県 | 12.6 |
16 | 静岡県 | 12.0 |
17 | 神奈川県 | 11.5 |
18 | 長崎県 | 11.3 |
19 | 兵庫県 | 11.1 |
19 | 宮崎県 | 11.1 |
21 | 福井県 | 10.9 |
22 | 高知県 | 10.5 |
23 | 鹿児島県 | 10.4 |
24 | 広島県 | 9.8 |
25 | 愛知県 | 9.4 |
26 | 熊本県 | 9.1 |
27 | 長野県 | 8.1 |
28 | 三重県 | 7.9 |
29 | 山口県 | 7.2 |
29 | 和歌山県 | 7.2 |
31 | 福島県 | 6.9 |
32 | 徳島県 | 6.5 |
33 | 大分県 | 6.2 |
34 | 岡山県 | 6.0 |
34 | 佐賀県 | 6.0 |
36 | 愛媛県 | 5.8 |
37 | 島根県 | 5.7 |
38 | 山梨県 | 5.6 |
39 | 千葉県 | 5.1 |
40 | 岐阜県 | 4.9 |
41 | 栃木県 | 4.5 |
42 | 奈良県 | 4.2 |
43 | 茨城県 | 3.9 |
43 | 群馬県 | 3.9 |
45 | 鳥取県 | 3.7 |
46 | 滋賀県 | 2.9 |
47 | 埼玉県 | 1.9 |
青森県弘前市にある"津軽弘前屋台村かだれ横丁"で、5月21日と22日の2日間、「全国屋台村B級ご当地グルメ」が開催されました。
これは弘前城の築城400年を記念したイベントで、津軽の食文化の豊かさはもちろん、全国から屋台村連絡協議会のメンバーが集まり、全国屋台村の「B級ご当地グルメ」を紹介するという内容。
かだれ横丁にもともとある11屋台が、カレーや洋食、また青森県の郷土料理である、けの汁※など多彩な料理を提供したほか、屋台村の発祥といわれる、北の屋台(帯広市)の豚丼、大門横丁(函館市)のイカ飯、こらんしょ横丁(福島市)のギョーザ、たばこ座横丁(秋田市)、みろく横丁(八戸市)のせんべい汁など5店が特別に出展しました。
このように、いまではB級グルメや郷土料理など、「食」を使った地域活性化が盛んになってきています。
"食事がおいしい"イメージが強い都道府県とは?
では、"食事がおいしい"というイメージが強い都道府県はどこでしょうか?
「地域ブランド調査2009」の調査結果を見てみると、1位はダントツで北海道!
北海道は食事がおいしいと答えた人は、回答者の半数を超えています。
ちなみに北海道で人気が高い食材は圧倒的にカニでした。ホタテや鮭などの海産物も人気ですし、ジャガイモも人気。つまり、北海道の食事の人気は、"質の高い素材"に由来する部分が大きいようです。
ただし、加工品ではラーメンを支持する人も多いほか、北の恋人、生キャラメルなどの土産品を指摘する人も少なくありません。
2位は大阪。
こちらはお好み焼き、たこ焼きなどの"コナモノ"が大人気。「くいだおれ」という言葉から男性好みのようなイメージがありますが、大阪府を"食事がおいしい"と評価している人の比率(以下「支持率」と呼ぶ)は、男性では20.9%であるのに対して、女性では29.9%。つまり、女性からの評価の方が高いようです。
青森県の郷土料理のひとつ。大根などの根菜をはじめ、大豆やコンニャクや山菜など、さまざまな野菜を、さいの目切りにして味噌で煮込んだ鍋物。
3位は博多ラーメン、辛子明太子などが人気の福岡県。
北海道・東北、中部、近畿などに居住している人からの支持率は15%前後ですが、九州・沖縄に居住している人からの支持率はなんと43.2%。地元での人気がひときわ高いのが特徴のようです。
4位は京都府。
こちらは"京料理"との意見が多く、B級グルメやお土産品が多い他の都道府県とは様子が異なっているようです。また、回答者の居住地や年齢、性別での支持率にあまり差がないのも特徴でした。
5位の新潟県は"米"。
食事がおいしいというより、"ごはんがおいしい"というイメージの方が強いようです。
上位5位までの顔ぶれの特徴をざっとまとめると、
1位 素材の北海道
2位 コナモノの大阪
3位 地元人気の福岡
4位 懐石の京都
5位 ごはんの新潟
と、それぞれ違った特徴が浮き彫りになりました。
・調査方法 インターネット調査
・回答者 20代~60代の消費者を男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収し、日本の縮図になるように、年齢や地域人口の分布にあわせて再集計した
・有効回収数 32,124人(一人の回答者は20の市区町村について回答。したがって自治体ごとの回答者数は平均で606人)
・調査対象 全国1000の市区町村(全783市+東京23区+194町村)と47都道府県
・調査時期 2009年7月3日~7月9日
・調査項目 認知、魅力、情報接触、観光意欲、居住意欲、情報接触経路(「旅やグルメに関する番組」など15項目)、訪問経験(「観光のため」など11項目および訪問率)、地域資源評価(「街並みや魅力的な建造物がある」など15項目)、まちのイメージ(「歴史・文化のまち」など13項目およびイメージ想起率)、産品購入意欲(食品、非食品で自由記述)・・・計63項目
・詳しくはこちらより