6月12日に発売されたファースト写真集『鼓動』が大評判の俳優・岡田健史さん。彼がデビューした当初から「絶対に大物になる!」と言い続けてきたのが、ドラマフリークでもある漫画家で小説家の折原みとさんだ。
第1弾インタビューでは岡田さんがどのようにしてデビューしたのかを中心に、写真集にも表現されている「成長著しい姿」を伝えてもらった。インタビュー第2弾では、岡田さんの役に対する姿勢や私生活にも踏み込んでもらおう。
折原みとさんによる岡田健史さん第1弾インタビューはこちら

反抗期がなかったから、
晶の反抗を知りたかった
ドラマ『中学聖日記』で鮮烈なデビューを飾った岡田健史くん。しかし、ほんの1年ほど前まで野球一筋の高校球児だった岡田くんが、いきなり大役を任され、戸惑いやプレッシャーはなかったのだろうか? インタビュー後半では、初めてのドラマでどう役を掴んで行ったのか。俳優という仕事にかける思いやプライベートについて、たっぷりお話を伺った。
なにせ、『中学聖日記』の時の岡田くんは、見たこともないまっさらな新人だった。それだけに、岡田くんが演じた「黒岩晶」を、ご本人と同一視していた視聴者も多いのではないだろうか。あまりにも自然でリアルな少年像だったために、あれは演技ではなく、素だったのではないかと。
「ああ、そうか。街で『黒岩くんですよね?』って声をかけてくださる方がいるんですけど、だからなんですね」
「黒岩くん」よりも少しだけ大人びた顔で、岡田くんが笑う。
「晶と僕自身は、違う部分もあれば共感できる部分もありました。共感できる部分は、だからこそできることが多いのですが、共感できない部分の方がハードルは高いですよね。なんでいきなり先生にビンタしちゃうんだろう? とか、なんでそんなに母親に反抗するんだろう?とか。
僕自身は反抗期がなかったので、まずその気持ちを自分の中に落としこんで理解すること。晶のことを自分が一番に愛すること。彼の理解者であること。それが何よりも大切だと思うし、自分にないものを役の人物からもらう作業が、とても好きですね。それを、自分のピースのひとつにしていくというか」
そうしてひとつひとつ増えていくピースが、俳優、岡田健史を大きくしていくのだと思うとワクワクする。