2019.07.04
# 日本株

ローリスクで株式投資を始めるなら「配当利回り4~5%」の企業が狙い目

「インカムゲイン」でお金を増やす
横山 利香 プロフィール

利回りが高いのはこの企業だ

たとえば、トヨタ自動車(7203)で考えてみましょう。(*本稿のもとになった書籍執筆時の。以下同様)2019年2月27日現在、株価は6780円です。

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2月6日に発表された同社の「平成31年3月期第3四半期決算短信(米国基準)」によると、今年度の1年間の配当金額は220円(中間配当100円、期末配当120円)です。

もし2月27日の株価6780円でトヨタ自動車の株式を100株購入した場合(投資金額は6780円×100=67万8000円。手数料は含まず)、受け取れる年間の配当金は、220円×100株=2万2000円(税引き前)になり、配当利回りは、2万2000円÷67万8000円=3.24%になります。

しかし、トヨタ自動車の株価が5000円だった時に100株購入した場合で考えてみましょう。年間の配当金額が220円で同じであれば、投資金額が減るので配当利回りは、2万2000円÷50万円=4.4%と逆に高くなるのです。

配当金額だけを見ただけでは配当利回りが高い、つまり高配当かどうかはわかりませんから、必ず購入金額当たりで計算して高配当なのかを確認することが大切です。

ちなみに、インターネット上の投資サイトでは、変動する株価に合わせて各種指標を自動的に計算してくれています。自分で計算すると間違えてしまう可能性もありますから、そうした投資サイトを利用して確認したほうが正確です。

 

たとえば、ヤフーファイナンスの「株式」というジャンルには「株式ランキング」という項目があるので、そこを開いて「配当利回り(会社予想)」を見れば、REITを含めた全上場銘柄のランキングが毎日更新されています。

“超低金利”と言われている現状でも、株式やREITの配当利回りや分配金利回りは、6~7%がごろごろしている状況です。この状況を知っている人と知らない人とでは、50万円、100万円でも、1年間に差がついてしまっているのです。

近年、企業が株主への還元を以前よりも重要視するようになり、配当金の額が増える傾向にあります。その結果、現在の株式市場には配当利回りの高い、いわゆる高配当株が続出しており、誰でもが知っている有名企業でも、かなり高い配当利回りになっているのです。

たとえば、2月27日現在で調べてみると、日産自動車(7201)の配当利回りは5.9%、JТ(2914)は5.38%、積水ハウス(1928)は4.73%、オリックス(8591)は4.7%、NTTドコモ(9437)は4.19%などとなっており、まさに高配当と言えるでしょう。

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