2019.07.18
# 不動産

銀行・不動産屋があえて教えない、住宅ローンで「超・得する」凄テク

超低金利時代を勝ち抜く
深田 晶恵 プロフィール

住宅ローンを「2本ミックス」する凄テク

さきほど住宅ローンは「低い金利」で「少ない金額を借り」て「短く返す」のが基本だと言いましたが、そのために使えるテクニックもあります。

たとえば住宅ローンを金利や返済期間を組み合わせて「2本組む」方法があります。住宅ローンが2本になると、印紙税などの諸費用が多少かさみますが、じつはメリットを考えると利用価値大。ちなみにローンを借りる人が1人でも、共働きで2人でも有効です。

 

具体的には、たとえば全期間固定金利を2000万円、 10年固定金利を1000万円借りて繰上げ返済する場合、少なく、短く借りた10年固定金利のほうを積極的に返していきます。仮に子どもたちの教育費のピークが15年後とすると、その時期までに10年固定を返し終えると、残りは1本になります。

このように教育費の増える時期に毎月の返済額が少なくなるのはありがたいです。さらに、残りが全期間固定だけですから、返済額アップの心配もなくなります。

つまり、片方のローンを集中的に繰上げ返済することで、家計が苦しくなりそうな時期の前に1本完済させてしまうことが「ミックス返済」のメリットです。60歳以降まで続くローンで、 60 歳までに全額を繰上げ返済するのが難しそうなら、2本に分けて片方だけでも 60 歳までに返済し終えるプランを取るといいですね。

「ミックス返済」の上手な活用法は、片方のローンを繰上げ返済で早めに完済しやすいように金額を少なく借りることです。また、10年固定を2本、もしくは全期間固定を2本というように、同じ金利タイプを組み合わせる方法もアリです。銀行によっては、複数ローンを組んだとき返済期間を別々に設定できるところもあります。前述の全期間固定で2000万円、 10 年固定で1000万円借りる例なら、全期間固定を30年返済、10年固定を20年返済のように「期間ミックス」するのもいいでしょう。

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