米津玄師が2019年の日本を席巻している〜「国民的ヒット」の理由

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柴 那典 プロフィール

菅田将暉「まちがいさがし」とFoorin「パプリカ」

自身が歌う楽曲だけではない。提供曲も注目を集めている。

米津が作詞・作曲・プロデュースを手掛けた菅田将暉の新曲「まちがいさがし」は、5月14日にダウンロード配信がスタートし、「オリコン週間デジタルシングルランキング」(5/27付、6/10付)で2週連続1位を獲得。

6月4日にはストリーミング配信が解禁され、7月10日には同曲を収録した2ndアルバム『Love』も発売された。

「Billboard Japan Hot 100」(7/8付、7/15付)では2週連続2位、 YouTubeチャート「週間楽曲ランキング」でも5週連続1位(集計期間7月11日まで)と、ロングヒットの兆しを見せている。

 

そして、今、子供たちのあいだで爆発的なヒットとなっているのが、やはり米津が作詞・作曲・プロデュースを手掛けたFoorinの「パプリカ」だ。

5人の子どもユニット=Foorinが歌うこの曲は、2018年8月に「〈NHK〉2020応援ソング プロジェクト」としてリリースされ、その後『みんなのうた』(Eテレ)への起用、『おかあさんといっしょ』や『にほんごであそぼ』などEテレの人気番組の出演者が歌うバージョンの公開もあって、子供たちのあいだに徐々に浸透。

昨年末の『紅白歌合戦』や今年6月の『ミュージックステーション』への出演を経てFoorinの人気も高まり、 「Billboard Japan Hot 100」では19週連続でTOP20圏内(7月25日現在)と、息の長いヒットとなっている。

小学生から未就学児まで、さまざまな家庭の子供たちが夢中になって歌い踊っている。さらに8月から9月のNHK総合『みんなのうた』では、米津玄師による「パプリカ」のセルフカバーが放送されることも決定した。

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