商品タイトルにヒントが
そこで今回はサクラレビューの見分け方を主に解説していこうと思います。
いくつか方法はありますが、まず手っ取り早いのが「★5と★1のレビューばかり」かどうか。このようにレビューが二極化している商品は非常に怪しいです。
基本的にサクラレビューをつけていると、まず最高評価を意味する★5を大量に付けられます。その後、サクラではない人が商品を買うことでクレームが生まれ、最低評価を意味する★1が集中します。
この2極化の流れが、サクラを疑うべき怪しい商品の共通点と言えます。
また「発売直後にも関わらず⼤量のレビューがついている」場合も非常に怪しい。
筆者の経験則で言えば、100個の商品が売れた場合の商品レビューはせいぜい1、2件ほどしかつかないものです。それなのに販売直後にレビューが大量についているものは不自然と言ってよく、これもサクラを疑うべきかと思います。
サクラレビューの見分け方は他にもいろいろありますが、Amazonに限って言えば、商品タイトル付けやアイキャッチ写真のルールが存在するので、そのルールさえ把握しておけば、ある程度信頼のおける商品がどうかの判断が可能です。
その一つの指標が、「商品タイトルの先頭にブランド名かメーカー名が入っている」かです。なぜなら、そもそもタイトルの先頭にブランド名、メーカー名を入れることがAmazonにとっては必須事項だからです。

商品登録規約はカテゴリによって異なりますが、たとえばエレクトロニクス部門のカテゴリでは、商品タイトルは以下のように付ける規約となっています。
【メーカー】【ブランド名】【商品名】【仕様/色】【サイズ・タイプ等】【型番】
そのためブランド名、メーカー名を商品タイトルの先頭に入れていないのは「規約違反をしていると自覚無いか、してても恐れていない出品者」。すなわちルールを守っていない出品者のため、サクラレビューも入れている可能性も高く、おすすめできません。