2019.08.04
# Amazon

「アマゾンで不良品をつかまない」出品者だけが知る「買い物術」

ネットでも「目利き」が求められる
石武 丈嗣

またタイトルだけでもなく、メイン画像(アイキャッチ画像)にもルールがあります。「メイン画像は基本白抜きであること」が条件。メイン画像に文字が入っていたり、イラストが入っていたり、加工したりしている場合は規約違反に該当しています。

メイン画像の規約違反で、よく見られるケースが特殊加工です。商品を良く見せるためにあたかも光を発しているようにしたり、水しぶきのエフェクトを付けて防水性を演出していたり……。このような写真を使って紹介されている商品はすべて、Amazonでは規約違反なのです。

Amazonの規約には「本商品登録規約の遵守が確認できない場合は、弊社にて商品の削除、出品の停止をさせていただくこともございます」と載っています。しかし、規約違反の商品が削除対象になるとは言え、現実には規約違反しつつも販売を行なっているセラーが非常に多いです。

それはひとえに、規約違反したほうが商品が売れるからです。商品タイトルや商品画像の規約を守らない方が、他の競合商品との差別化が簡単になり、売れるページが作りやすいのです。

一旦まとめてみますが、

・商品タイトルの先頭に、「メーカー名」や「ブランド名」が入っているか
・メイン画像が「白抜き」になっているか

この2点だけでも気に留めておけば、サクラレビューの少ない正規品にたどり着きやすくなります。あとは前述の通り、商品レビューをよく見て判断し、購入を決めるのがよろしいかと思います。

 

今回指摘したAmazonに限らず、他のネットショッピングモール、例えば楽天やYahoo!でも同じことが言えると思います。ルールを守って売っている業者もあれば、そうでない業者もありますし、特に直接商品を見て買っているわけでもありませんので、しっかりと商品を選んでいくことが大切です。

スーパーで野菜の目利きをするように、ネット通販でも良い商品かどうかを判断する力が求められています。最初から「外れてもいいや」という気持ちで衝動買いしたり、気晴らしで商品を買うなら別ですが、良い商品、良い物を手に入れる際は、このような出品者側の裏側を知っておくと、役に立つかもしれません。

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