お酢が合う!室町時代風ゴマだれそうめん

日本で醤油が誕生したのは、江戸時代の元禄期です。ではそれ以前の室町時代、人々はどうやってそうめんを食べていたのでしょうか?
実は醤油がない時代はお酢を使っていました。小麦とお酢は合います。餃子をお酢と胡椒(からし)で食べますよね。室町時代は、お酢、からし、ごま、味噌、胡椒、梅肉、にんにくにクルミをトッピングして食べていたそうです。
これを令和風にアレンジして、ごまと味噌の代わりにごまドレッシングを用います。ごまドレッシング大さじ3に対してお酢は小さじ1。からし、梅肉、にんにくは、少量でミックスします。そうめんにゴマだれをかけて、最後にそうめんの上に細かくしたクルミを乗せれば完成です。
食べれば室町時代の貴族気分になれることでしょう。歴史を頂くそうめんレシピです。ここで歴史のお話をひとつ。豊臣秀吉が姫路城に入った時に播州そうめん(今の揖保の糸)を食べて、その美味しさに驚き、それ以降庶民の口にも入るようになり広まったと言われています。