「格安」なうえ「選択自由」
理由2:最先端の端末が不要ならSIMフリースマホのほうが選択肢が増えるようになった
格安スマホ時代になって便利になったのは、購入の選択肢が増えたことです。特に海外のAndroidスマホについてはSIMフリーのスマホが多く出回っています。またそれらのほとんどは格安スマホ業者を通じて販売されています。
この件で象徴的なのはGoogle Pixel3aでしょう。

Pixel3の価格設定が高すぎたことを踏まえ、Googleがほぼ同機能を格安で提供してきた機種なのですが、Pixel3を販売済みの大手キャリアは併売に苦慮することとなりました。3aを取り扱わないとしたら、ユーザーにとっては不利な環境です。
ところが、GoogleのサイトにアクセスすればSIMフリーのPixel3aが購入できるようになっています。格安スマホに乗り換えた人はその格安料金プランを維持しつつ、スマホを自由に乗り換える自由を手にすることになります。
最先端のハイスペックスマホであれば3大キャリアが優先的に提供される局面はまだしばらく続きそうですが、あなたがミドルレンジのスマホで十分足りると思えるなら、格安スマホ、格安SIMのサービスを使うことでたくさんの選択肢を得られます。
富士通やシャープが提供する格安スマホでは、モバイルSuica対応機種もあり、電子マネーが使えない不便さもなくなっているのです。