究極のシンプルさ
最後の理由は「わかりやすさ」です。
docomo、au、SoftBankの契約をしたことがある人はプランが複雑すぎる、と感じているはずです。特に「新規募集が終わった現在のプランを引き延ばして利用する」「新プランに切り替える」という比較だけでもややこしいところです。
こうしたプランの複雑さは2年縛りの弊害でもあるようです。解約金が値下がりといっても、「2年縛りあり」「2年縛りなし」のプランが併存していたりします。もちろん縛りありのほうが毎月の料金が安くなります。
結局、3大キャリアについては販売担当者の説明が最善なのだと信じるしかなくなりますが、担当者でさえ複雑すぎてしばしば説明を間違えてしまうほどです。
格安スマホのいいところに、格安SIMのプランはシンプルである、ということがあります。複雑な体系はありませんし、おもしろいことにギガが増えたとき(料金同一で月8ギガ→10ギガのように増えたときなど)、既存のお客さんがみんな一律に10ギガになったりします。後から契約した人と昔から契約していた人のあいだに差がなかったりするのはおもしろいところです。
またプランも数パターンしかなかったりするので悩むこともほとんどありません。格安SIM業者Aと格安SIM業者Bはどちらがいいか、という単純な比較がすぐできます。
中途解約のペナルティも2年しばりも設定されていないことがほとんどなので、乗り換えも気楽に行えるのもメリットです。