2019.09.21
# ビジネススキル

エリートも知識人も、これからは「嘘をつく人」が真っ先に淘汰される

情報の非対称性は消えた
大原 浩 プロフィール

嘘をつくのはエリートの知識人だ

しかし、有名大学を卒業した記憶力抜群の受験秀才たちは、このような「自分の嘘をすべて覚える」という難題において、及第点をとれるかも知れない。そもそも、受験勉強とは記憶力の争いだ。

彼らは「記憶にございません」という黄金の輝きを持つ言葉も駆使して、「嘘の楼閣」をつくることも不可能では無い。

そもそも「嘘がばれるのではないか?」とびくびくするのは、筆者のような記憶力の劣った人間である。

官僚、政治家、大企業の役員、さらには学者、(自称)知識人など、記憶力に自信がある人は「嘘をついてもばれない」という自身を持っていると思われる。

しかし、どのように記憶にすぐれた秀才であっても、現在のコンピューやインターネットが保有する膨大かつ極めて正確な「記憶」に打ち勝つことは不可能だ。

つまり、受験秀才のような優れた記憶力を持たなくても、普通の人がコンピュータやインターネットを駆使して、彼らの嘘を簡単に暴くことができる素晴らしい時代がやってきたのである。

彼らが予想もつかないライバルの登場で、受験秀才たちは内心慌てふためいているかもしれない。過去についた嘘は取り消せないからである。

 

これは、もう1つの「嘘つき代表」の、オールドメディアについても言える。読者や視聴者がメディアから流されるニュースの裏をとれなかった時代には、彼らが国民を嘘で操ることは簡単であった。

逆に言えば、我々国民は長年にわたってオールドメディアに騙されていたことを知らず、インターネットなどの登場が無ければ今でも騙され続けていたということである。

現在、オールドメディアは、ネット・リテラシーの低い人々と思想的に偏向した人々を対象に商売を続けているが、インターネット、コンピュータの登場が無ければ、大多数の国民が彼らのように操られていたのだと思うとぞっとする。

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