2019.11.22
# エンタメ

『プリキュア』最新作が伝える、女性が「自分で道を切り開く」ヒント

向井千秋 × プリキュアP対談
向井 千秋, 柳川 あかり プロフィール

柳川 向井さんはよく、地球人も宇宙人だ、ということをおっしゃっていますよね。プリキュアでも、地球人の子たちは「地球とそれ以外」という考え方をしているので「宇宙人」という言い方をさせているんですけど、他の惑星からきた子たちには「異星人」という言葉遣いをさせています。

見てくれる子たちに、言葉一つとっても、視点によって解釈が違ってくることを知ってほしいですし、そこから視点の違いを考えたり、視点を切り替えたり、相手を知ったりできるようにもなるんじゃないかな、と考えているんです。

 

7回までは諦めない

向井 立ち位置が変わると見え方が変わりますからね。そういう意味でいうと、私は自分に合わないなとか苦手だなと思うものがあっても、一回でやめないようにしているんです。良さが分からない可能性があるから。

柳川 閉じてしまうとそこで終わりですもんね。

向井 パクチーが流行ったときがあったじゃない? それで食べてみたんだけど、私は「何この臭い草は」と思ったわけ。だけどみんながあまりに美味しいって言うから、私だけが良さを分かってないのかなと思って、何回も食べてみては「やっぱりダメだ」というのを繰り返していたんです。そうしたら、7回目くらいで初めて「これって意外と美味しいかも」と思って。

柳川 7回!!

向井 だから嫌いだと思っても、7回くらいは諦めずにやってみてほしい。みんなが面白いとか美味しいと言っているのに自分だけが分からないのは損している、と思って。

柳川 人間関係も同じですよね。

向井 そうそう、宇宙に行くときも、乗組員みんなが仲がいいわけではありません。やはり気が合う人と合わない人がいる。でも合わない人と一緒になったとき、私は「この人のおかげで自分の人間性が広がるな」と思うんですよ。合わない人と付き合って、上手くその関係を収められるようになると、自分のどんぶりが大きくなる。

そうなるとね、人生あまりストレスもかからなくなるんですよ。だいたいストレスがかかるのは、嫌なのにやらなきゃいけない、と思うからですから。

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