日本株相場は「師走の活況」が始まった!
日本株市場はいよいよ12月に入って、投資家たちが慌ただしく動き出す「師走相場」に突入した。

すでに日本株市場は「年末の活況」の様相だ。
たとえば先週末時点で、東証マザーズ株式指数は6日続伸するなど大活況。さらに日経ジャスダック平均株価も同5日続伸のうえ、約1年ぶりの高値を更新するなどマーケットは盛り上がりを見せている。
「世界の株式市場に目を向けても、先週はニューヨーク株式市場でダウ平均が3日連続で過去最高値を更新するなど絶好調。日本株は相対的に見ればまだ『出遅れ』が目立つので、ここからさらに伸びる可能性を秘めている」(アナリスト)
そこへきて為替市場の安定が、そんな日本株の好調ぶりの追い風になっている。すでに円ドル相場は1ドル=109円台の円安基調が続いており、さらなる円安となればこれが日経平均株価を続伸させる原動力となり得る。
「すでに年末に日経平均株価は2万5000円という威勢のいい声も聞こえてきた。米中貿易戦争など不安定要素はまだあるものの、勢いが出てきたことは間違いない」(前出・アナリスト)