2019.12.06
# アパレル

「革靴離れ」はなぜ起きたのか?スニーカーブームのウラで何が…

もはや自然の流れなのか
磯部 孝 プロフィール

今では、そういった人気スニーカーもオンラインで安全に取引できる環境が整い始めた。米国の「ストックX(StockX)」は、人気モデルの相場が実勢価格で表示されることによって、ユーザーが判断基準を得られる仕組みを作ったユニコーン企業として注目される。株式を売買するのと同じように、人気スニーカーも需給バランスを反映させた価格で、売買を促していくのだ。

 

中国でもスマホ向けアプリ「毒App」や「nice」、「闘牛DoNew」など多くのアプリが乱立。中国も人気スニーカーのCtoC(個人間取引)によるネット売買が盛んだ。

また、投機的な取引も増えて、スニーカーの所有権だけを売買するサービスも登場するなどビジネスは過熱気味。中国人民銀行もこうしたスニーカー投機を見て「いつ誰が割を食うか分からないマネーゲーム」として金融機関に注意喚起したほどだ。

靴市場は2000年から2割縮小

改めて話しを日本に戻そう。総務省の統計によれば、総世帯(単身、2人以上含め)の1年間で靴、履物にかけた費用は2000年で平均1万9541円に対して、2018年では1万5441円と2割ほど落ち込んでしまっている。

総支出額に対しても0.04ポイント落ち込んでいて、全体感としては、洋服と同様に靴、履物といった物にあまりお金をかけない傾向にあるようだ。

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