15年以上ぶりの「高値更新」の可能性
ではそんな日本株市場で、ズバリ的中率80%を超える『Phantom株価予報AIエンジン』(財産ネット社開発・運営、詳細はhttps://phantom-ai.com/)が導き出した「今週の注目銘柄」を紹介しよう。
今週の『Phantom株価予報AIエンジン』がピックアップした大本命銘柄は日立製作所(6501)である。
日立製作所といえば総合電機・重電のトップ企業として知られるが、ここへきて株価が上昇していることをご存じだろうか。
財産ネット企業調査部長の藤本誠之氏が言う。
「日立製作所は『この木なんの木』のCMで知られるように、数多くの子会社・関連会社を通じて広範な事業を展開しているのが特徴です。しかし、ここへきて総花的に事業を広げる経営戦略を見直す方針が鮮明化しており、それが株式市場で好感視され始めているのです」

実際、日立製作所の株価は勢いづいている。
今年年始には2000円台だった株価が、直近では4000円台後半にまで上昇。12月20日には4693円をつけて、約1年ぶりの年初来高値を更新して見せた。
「勢いそのまま、日立製作所の株価が5000円台を目指していく可能性も出てきた。目先で2000年代前半につけた4855円の高値が目標。これを達成すれば15年ぶり以上の高値更新となるだけに、投資家の注目度もより一層高まっている」(ファンドマネジャー)