何が起きてもおかしくない
最後に、今週の『Phantom株価予報AIエンジン』が注目するもうひとつの銘柄を紹介しよう。
プレサンスコーポレーション(3254)がそれ。
こちらは日立製作所、マツモトキヨシホールディングスとは対照的に、株価下落が予想されている。
前出・藤本氏が言う。
「プレサンスコーポレーションは、関西中心に投資用ワンルームからファミリー向けの開発・販売をしている不動産会社。大阪地検特捜部が12月16日、大阪観光大学などを運営する学校法人明浄学院の土地売買契約をめぐる業務上横領事件で、同法人の元理事長他と共謀した疑いで同社の山岸忍社長を逮捕しています。
同社はさっそく『誠に遺憾』と発表しましたが、株価は大暴落しています。少しリバウンドしていますが、戻り一巡後は、再度売りなおされそうです」
師走の日本株市場は、大納会のその日まで何が起きてもおかしくない――。波乱をうまく捉えて大儲けするのか、あるいは慌ててチャンスを逃すのか。まだまだ市場の動向からは目が離せない。そんな今週の日本株市場では日立製作所、ツルハホールディングス、プレサンスコーポレーションの3社に注目したい。
●財産ネット社(https://zaisan.net/)が独自開発した株価予測AI『Phantom AI』が、トレンド分析し、未来の株価を計算しています●「目標株価」は、翌営業日に80%以上通過すると期待される範囲になります(225銘柄でバックテスト検証済)●「押し目買いゾーン」、「吹き値売りゾーン」は、一般的には上髭下髭エリアです。一時的に値が動いた場合、その後目標株価へ収束する可能性が高いゾーンです。ゾーンを超えて推移した場合は、当エンジンの想定を超えるイベントが発生した可能性が高くなります●この予測をもとに個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。