「生前退位」の意向と愛子さまの激やせ

そして、ちょうどそんな頃。2016年(平成28年)8月8日、陛下と雅子さまの「運命」を、大きく動かす日がやってきた。

これまでのように、全身全霊をもって、象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています

82歳となっていた当時の天皇陛下が、国民に向けてのビデオメッセージで、「生前退位」の意向を発表されたのだ。
「御代替わり」「即位」が近い将来に迫ってきたことを実感し、おふたりも覚悟を新たにされたのではないだろうか。

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だが、その矢先、ご一家に思わぬ問題が起こった。
中学3年生になっていた愛子さまが、急激に痩せ、体調を崩して学校を休むようになったのだ。

9月末の東宮大夫の会見では、「熱はなく、病名はつかないが、ふらつきと胃腸の調子が悪い」などと発表されていたが、12月の愛子さまや雅子さまの誕生日、翌年2月の陛下の誕生日に公開された写真を見て、私たち国民はその激やせぶりに驚いた。

実は、愛子さまは中3の夏休み明けから炭水化物抜きダイエットを始められていたそうだ。

2017年3月22日の学習院中等科卒業式にて。この頃には体調が復調していたが、まだだいぶお痩せになっているのがわかる 写真提供/JMPA/小学館

「痩せてキレイになりたい」という気持ちは、思春期の女の子の多くが抱くものだが、人一倍意思が強く、完璧主義なご性格から、どうやらやりすぎてしまったらしい。

一時は、身長164センチに対して、体重が37キロくらいまで落ち込んでしまったとも言われるが、ご両親の説得や見守りのおかげで、幸いそれ以上に深刻な摂食障害には至らず、体調も体重もゆっくり回復に向かった。
ご存知のとおり、18歳となった今では、愛子さまはすっかり健康を取り戻されている。

2020年1月25日、大相撲初場所の会場に、天皇皇后ご一家が桜色のリンクコーデで訪れた 写真提供/JMPA/新潮社