「売るに売れない土地」を相続したら…早期売却のためにすべきこと

放置すると大変なことに
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わずか1カ月で買い手がつく

はじめの相談から1カ月が経った頃、ある建築会社からこの土地を購入したいという申し出を受けました。解体費用に1000万円以上かかるため、ある程度土地の売値は下げた上で交渉する必要がありましたが、想定内の金額で契約にこぎつけることができました。

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Cさんに「買い手がつきそうだ」という連絡を入れたときに「まだ1カ月ですよ!?」と大変驚かれていた様子は忘れられません。最終的には、はじめの相談から1カ月半で売買契約を行い、4カ月後には決済まで完了することができました。

現在、Cさんは長女の家の近くのアパートに引っ越して新しい生活をスタートさせています。以前の広い自宅とは異なり少し狭くはなりましたが、アパート暮らしは手入れの必要が少なく、Cさんもストレスなく暮らせると満足している様子でした。売却で得た資金は、将来一人での生活が不自由になったときのためにしっかりと貯めておくそうです。

 

今回のケースのように相続した不動産を処分しようにも処分できないと困っている不動産オーナーは少なくないと思います。特に、突然の相続で不動産について全く何もわからないままアパートオーナーになってしまった方など、お困りの方も多いことでしょう。

しかし、何もわからないからと言ってそのまま放置してしまうと、今回のように「売りたくても売れない」「お金だけがどんどん減っていく」といった状況が続くことになります。たとえ不良資産を受け取ってしまったとしても、その状況を変えることができるのは自分しかいないのです。

もし何をしたらいいのかわからないときは、まずは専門家にアドバイスを求めるようにしましょう。税金のことであれば税理士、登記のことであれば司法書士というように、不動産のことであれば不動産業者にアドバイスを求めるという手段があります。

専門家たちにアドバイスを求めて自分が何をしたらいいのか状況や方向性を確認する。何もわからない状況であっても、それさえ押さえておけば少なくとも大きな失敗は避けられると言えるでしょう。

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