最新版「バフェットの手紙」で判明、100万円を26億円に増やす手口

投資の神様は一流の経営者でもある

投資の神様が明かした「55年間の極意」

今年も「バフェットからの手紙」が公開された。

〔photo〕gettyimages

表紙を除いて13ページだが、全文はバークシャー・ハサウェイ・ホームページ「Warren Buffett's Letters to Berkshire Shareholders」をご覧いただきたい。

このホームページでは、1977年以降の手紙が公開されている。それだけでも投資家にとって貴重な宝といえるが、さらに実質的創業の(バフェットが経営のコントロールを始めた)1965年にまで遡る手紙は、ホームページでも紹介されているとおり「Berkshire Hathaway Letters to Shareholders」というペーパーバックスをアマゾンで手に入れて読むことができる。

1965年から2020年まで55年の「投資の神様」の軌跡と哲学を知ることのできる貴重な資料だ。

決して難しい英文ではないので、英語が苦手だという読者も最近精度が上がったグーグル翻訳などを活用してチャレンジしてみてはいかがだろうか?

英語にコンプレックスを持つ必要が無いことは、7月30日の記事「『英語の社内公用語化』ブームが、ひそかに大失敗に終わりそうなワケ」や1月18日の記事「だから日本語はこんなにスゴい!『外国語コンプレックス』の罠」で述べた。要するに、とりあえずは、だいたいの意味が分かればよいのであって、「完璧」を目指す必要はない。

 

以下、今年のバフットからの手紙の内容に沿って、重要ポイントをピックアップしながら、投資の神様の哲学に迫ることにする。

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