おっぱいを柔らかくすること

そんな実体験をふまえて知りたいのは、自分が陥没乳頭だとわかったとして、どんなケアをすれば良かったのか。たつの先生は、このように話す。

「まず、おっぱいトラブルを起こす人は、首、肩、肩甲骨が凝っている人でもあります。すると胸の筋肉も凝ってしまって、おっぱい自体が固くなっている人が多いんです。

けれども現代では、そうした女性のストレスフルな生活が常態化しています。スマホがないと仕事もできないし、パソコンでも、前かがみの姿勢が多いんですよね。それだと、呼吸も浅くなってるし、そのような状態では、陥没乳頭ってなかなか改善しないんです。そのライフスタイルから見つめ直し、身体の血の巡りをよくする必要があります」

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おすすめは、湯船にしっかり浸かること、それとリンパマッサージなのだという。

「首筋から脇の下にオイルを塗って、リンパの集中する首までたっぷりと浸かる。首筋から脇は、お湯の中で、なで洗いする。おっぱいも、全体を手の平に載せて、下から揺らします。こうするとリンパが刺激され老廃物を体の外に出しやすくなります。そうすると、陥没している乳頭の乳輪部分の組織が柔らかくなり、出産前までに乳頭を突出させられます。

ただ、切迫早産傾向で安静を指示されている方は、念のため控えておきましょう。

出産自体が大変な労働で体力も消耗しますので、疲労で血流も悪くなり、どうしても脇の下やそけい部のリンパが滞ってしまう。すると、おっぱいトラブルは増えます。少しでも回避するには、リンパの巡りをよくすることが第一なんです。お風呂で毎日、首までお湯に浸かって、おっぱい全体を優しく揺らして柔らかくしていると、徐々に乳輪が柔らかくなって、乳頭も出てくるようになりますよ」