2020.04.12
# 医学部 # 入試

医学部受験に異変アリ! 激変する「面接&小論文」の最新傾向と対策

偏差値的学力だけでは通用しない!
原田 広幸 プロフィール

新しい面接試験「MMI」とは…?

面接試験の形式としては、従来、受験生一人に対して数名で質問形式のインタビューを行なう「個人面接」と、複数の受験生を同じ部屋に集めて、質問形式のインタビューを行なう「集団面接」、それから、受験生にグループでのディスカッションを行わせて、そこでの発言や聞く態度を評価する「集団討論」の3つの試験形式があった。

医学部では、この3つの形式のうちのいずれか、もしくは複数の形式を組み合わせて、面接試験が行われている。

しかし、評価の仕方があいまいであることや、合格者の面接試験の結果が、医学部での成績にまったくリンクしていないなどの評価を受け、近年、あらたにMultiple Mini Interview(MMI/マルティプル・ミニ・インタビュー)という面接形式が採用されるようになってきた。

 

MMIと略されるこの面接試験の方法は、カナダの医学部入試で初めて採用され、北米を中心に広がった新しい面接の形式である。

現在は、多くの医療系大学・大学院の入試や医療職の採用試験に取り入れられており、日本の医学部入試では、東邦大学(医学科)や藤田医科大学(医学科)が他大学に先駆けて採用し、その後、東京慈恵会医科大学(医学科)でも導入された。

MMIは、5分程度の短いインタビューを数回(3回から5回ほど)サーキット方式で繰り返し、受検者(受験生)のコミュニケーション・スキル等を客観的に判定する仕組みだ。

医学部生としての向き不向きだけでなく、コミュニケーション・スキル、職業意識、倫理的判断力といった、一歩踏み込んだ内面的な、エモーショナル(情動的な)な能力も客観的に評価しようという試みである。

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