2020.04.12
# 医学部 # 入試

医学部受験に異変アリ! 激変する「面接&小論文」の最新傾向と対策

偏差値的学力だけでは通用しない!
原田 広幸 プロフィール

あなたの「ヒューマン・スキル」が見られる

MMIでは、心理学でいう「ハロー効果」(最初の印象が後の判断に影響を及ぼしてしまう効果)を避けるため、個人を特定する情報をなるべく遮断し、各々のミニ・インタビューは別々の試験官が担当する。

エリート進学校出身であることなどがわからないように、所属・出身を述べること、制服を着てくることなどは禁止となる。

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MMIで実際に出題されたテーマは、実に多様だ。具体的場面を設定し、その状況での行動をシミュレーションさせるようなものも多い。例えば、以下のような内容のテーマが出題されている。

・「レポートの提出が遅れたことを教授にお詫びするために電話をする。どうするか。」
・「レポートをコピーさせてほしいと友人から頼まれた場合、どうするか。」
・「小児がんを患う子どもに、自分は病気なのになぜあなたは健康なのかと質問されたらどう答えるか。」
・「面接室に患者さんの夫がいると想定し、入院の同意書にサインさせるにはどうするか。」
・「自分がシングルマザーである場合、副作用のあるワクチンを子供に接種させるか。」
・「社会における医師の役割はどうあるべきか。」
・「電話でイヤホンから音漏れをしている人がいる場合、どう注意するか。」
・「大事な試験の日に道が混んでいるが、危険を冒しても抜け道を通るべきか。」
・「大事な試験に行く途中で高齢者に道を尋ねられた。どう対応すべきか。」
 

具体的でリアルな問題設定であるが、どれも客観的な正解がない。

医療現場も同じだ。こういった予測できない事態にどう対処するかで、その人のヒューマン・スキルが見えてくるというのだろう。

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