完成度60%で上司に投げる
日々、玉石混交なツイートが無尽蔵に流れてくるツイッター。「簡単に月収6桁」や「稼げる情報商材」系のツイートには本当に辟易するけど、鋭い仕事論や経営論も毎日のように飛び込んでくるから、うまく活用すればそれなりに学びがある。私はそんなツイートを、学者の目線で拾い上げては、科学的解説することを日課にしている。
そんな中、先日目にしたのがこちら。
仕事を早く終わらすコツ
— tomo|会社を使い倒してNY (@popo_hamu_s) March 4, 2020
完成度60%くらいまで高速で作り上げて、それを上司に一度投げる。間違いなく何かしらの指摘が入るからそれを加味して100%に仕上げる。
上司は意見を言いたい生物。
100%にしてから持っていっても、
必ず修正が入るから無駄。
これは、仕事論としてかなり本質を突いたもの。私のリツイート(正確には、リツイートのリツイート)は以下の通りだ。
意外かもですがこれは科学的に実証済。
— 中川功一 (@kou_nakagawa_) March 5, 2020
なので必ず取り入れるべき!
どんな仕事も、関係部門と調整し、また多様な意見を反映したほうが良い成果になる。3割出来たら上司/ベテラン/専門家に見せ、意見を貰いながら進めるべし。
製品開発の世界的権威・同僚の延岡先生曰く「とりあえずで人に見せろ」。 https://t.co/tLxJNY2fFd
本稿では、これについて、もう少し丁寧に解説してみようと思う。