2020.04.19
# 週刊現代

実は千葉で起こっていた…磁石のSとNが入れ替わる「地磁気逆転」の謎

物理学者が発見した驚きの事実
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だが、近代の研究により、地球のS極とN極は太古には何度も入れ替わっていたという衝撃の事実が発見された。

これを指摘したのはフランスの物理学者であったブリュン(1867~1910)。

彼は約300万年前の地層から発見された岩石に残る磁気の向きが、現在とは逆だということを発見し、地球の磁気が過去に逆転していたことを学会で発表した。

その後の研究により、過去360万年間で、少なくとも11回はS極とN極の逆転が起きていたことが明らかになっている。

原因は外核の回転速度の変化や、太陽の活動ではないかと言われているが、断定はされていない。

 

地磁気の逆転が起きていたことを証明する地層は日本にも存在する。千葉県・房総半島を流れる養老川沿いの地層だ。

足を運び、はるか昔、N極が南を指していた時代に思いを馳せてみてはどうだろうか。(富田)

『週刊現代』2020年4月4日号より

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